怪奇なおばさんの読書ノート

読んだ本、見た映画、聴いた音楽などなどの感想。

アンのゆりかご 村岡花子の生涯  村岡恵理

2014年前半期のNHKの朝ドラの原案となった本。 ドラマの方はだいぶ見ていたのだけど
旅行などでちょっと抜けたりしているうちに見る気がなくなって終わりの方は見なかった。

子供の頃村岡花子さん訳のモンゴメリの小説は全部読んだなあ。 それで村岡花子という名前は
知っていたけど、それ以上の知識はなかった。
この本はドラマと違ってドキュメンタリーというか伝記みたいなもので、ドラマと共通する
ところもあるし、違うところもあるし。。。 ドラマは ま、フィクションとして楽しむべき
でしょう。

村岡花子さんの生き方にはなかなか感心するところもあったし、その時代、明治大正昭和の文壇を
中心として女性達の生き方については知らないことが多く、とてもおもしろかった。