怪奇なおばさんの読書ノート

読んだ本、見た映画、聴いた音楽などなどの感想。

あきらめません! 垣谷美雨

垣谷美雨ってとても好きな作家でよく読んだり、聴いたり。。。。 東京に住む60歳定年を迎えた夫婦がいて、まだ仕事をして、これからの老後は。。。なんて話していたんだけど 夫の方が再就職先であまりうまくいかないし、なんとかかんとかあって 山陰地方の小…

ほたるいしマジカルランド   寺地はるな

前回も最近よく読む作家というコメントをしたが まあ、なかなか好きかも。 今回は大阪の郊外にある小さな遊園地を舞台にそこに集まるごく普通の人々のそれぞれの人生を描いた小説。これといって思い入れのある登場人物もいないんだけど、まあ、なんとなくお…

不便なコンビニ    キムホヨン

韓国人作家の本を読むのは初めてかもしれない。 ハンガン氏がノーベル文学賞をもらったので 読んでみようかな。。。とは思ったものの ちょっと暗くなりそうで。。。 娘の韓国人の友人が薦めてくれたので読んだらおもしろかったというので夫も読み、それを聞…

こまどりたちが歌うなら  寺地はるな

この作家はわりと好きなのかもしれない。 すっごく好き!というほどでもないけど 読んで、聴いて悪くなかったなと思っている。 今までに カレーの時間、ガラスの海を渡る舟、タイムマシンに乗れないぼくたち、いつか月夜 を聴いた。 今回のこまどり。。。は …

ふしぎ駄菓子屋銭天堂 1-15

ふしぎ駄菓子屋銭天堂 シリーズ 廣嶋玲子 まだまだある。 20冊以上? 偕成社刊というから子供むけなのかな? 不思議な力を持つ駄菓子を買う人のさまざまな話。 で買う人は子供が多いけど大人もいる。 ちょっといい話もあれば、あ、これはね、おバカだね。。…

カフネ 阿部暁子

最近本を読んだり聴いたりしていないわけではないけど ひとこといいたいほどのがなくて。。。 今年の本屋大賞のカフネを聴いた。 本屋大賞は毎年チェックするんだけど、プレビューを読んだ時 あまり食指が動かなった。 でも他に読みたい物もないなあ。。。と…

” オリジン ” ダン ブラウン

友人が貸してくれたので 久しぶりに紙の本を読んだ。 2017年発売のダンブラウンのオリジン。 ダ・ヴィンチ コードは本も読んだし、映画も見たし、 読んだらおもしろいだろうなとは思いつつ、ちょっと疲れるかもと思って借りてからしばらく持っていた。 未来…

いつか月夜     寺地はるな

カレーの時間、ガラスの海を渡る舟、水を縫う、タイムマシンに乗れないほくたち に続いていつの間にか寺地はるなの五冊目を聴いた。 30才ぐらいのまじめでおとなしそうな男性が主人公?と思っていたら、深夜のウオーキング仲間がいろいろ増えてきて あれあれ…

守り人短編集 流れ行く者 ー 上橋菜穂子

さすがに文章がうまいというか話が上手というか さすがだなと思わされた。 バルサが子供時代の話で バルサとタンダのことを知りたいならおもしろいと思う。 本編のように話が進行していくわけではないので その辺はちょっと物足りないかも。

今夜、喫茶マチカネで    増山実

大阪郊外? 今は阪大のキャンパスがあるけど、昔から山だの川だのの間にあった小さな町に商店街があって、そこに昔からの店がいまだにある。 そこに兄が書店、弟が喫茶店をやっている店がある。 二人の親から受け継いだ店で長くやっている。兄弟も60代後半と…

神と王  浅葉なつ

神様の御用人 は読んだんだが、たいして好印象でもなかった。 その同じ作者の作品。 中世風のファンタジー世界で群雄割拠、戦国時代?みたいな 国が乱立している世界。 人々は大変な生活を送っている。 上橋菜穂子の世界っぽいなあと思った。 攻撃的な大国が…

ある男  平野啓一郎 

友人が ある男 という小説を読んだし、最近の映画を見たらおもしろかったと言っていたので、興味を持ってAudible にあったので 聴いた。 確かにおもしろかった。 離婚して郷里に帰ってきた女性が よそからその田舎町にやってきて林業で働いていた男性…

香君 上橋菜穂子

日本のファンタジー作家で一番好きなのは上橋菜穂子って思っていたんだけど、鹿の王を読んで以来、しばらく手にとっていなかった。 その間に何冊が出ていましたね。 老化とともにファンタジーを読むのはしんどくなってきたとは思っていたのだけど、登場人物…

桜風堂夢ものがたり 村上早紀

★★★ これは番外編らしい。。。ということをあとがきで知った。 本が大好きな書店員、顧客、作家、編集者などが出てきて 4つの物語の主人公となっている。 そういうゆるくつながった短編集かと思っていた。 山の中の小さな町にある桜風堂書店というのが舞台。…

「本を守ろうとるす猫の話」「スピノザの診察室」夏川草介

少年と大量の本ということで カルロス ルイス サフォンの 「風の影」を思い出し、非常に期待して聴いたため 期待外れだった。 ★★ 男子高校生が亡くなった祖父の古書店を継ぐ決心をするまで 本を巡って問題行動のある(極端な)人から本を救う?というような…

なろう系

小説家になろうというサイトがあり、アマチュアが小説を投稿でき、そこで人気が出れば、書籍化、アニメ化、ドラマ化など道が開ける? そこの姉妹サイトの小説を読もう! というサイトで無料でいろいろ読める。 人気が出てくるとそこから出て有料でしか読めな…

水車小屋のネネ(小説)津村記久子

★★★★ タイトルがなんか童話か児童書みたいだったので 食指が動かなかったのだけど、思っていたのを全然違った。 高校でたばかりの姉と小学2年生の妹が知らない町に引っ越して。。。って本の説明に書いてあったのを読んでなんか誤解してたなあ。。。と。 とも…

たゆたえども沈まず(小説)原田マハ

★★★★ 明治時代にパリで活躍した美術商の林忠正の話だと思っていたのに、林の部下の加納重重吉とテオ(ヴィンセント ファン ゴッホの弟で画商)の二人が主人公みたいに話が進んで行き、途中ヴィンセントが出てきて 彼の動向が話の中心になった感じだった。 お…

落日(小説) 湊かなえ

★★★★ 友達が文庫本を貸してくれるといったのだが、Audibleにあったので聴いた。 夏に湊かなえの 「サファイア」という短編集がおもしろかったので いい印象を持っていた。一言で言えば、なかなかおもしろかった。 サスペンスと違うし、ちょっとカテゴリーが…

異人たち All of Us Strangers (映画)

異人たち All of Us Strangers (2023)アンドリュー ヘイ 監督の映画。 主役はアンドリュー スコット。 誰も住んでいないようなマンションにひとりで住んでいる脚本家のアダム。彼は子供の頃住んでいた町に行ってみると 昔の家に両親がそのまま住んでいるの…

再開

2012年に始めて2018年まで。 その頃からプライベートでいろいろあって余裕がなくなって頓挫。 それから2021年に一度戻ってきたけど、その頃またいろいろあって。。。実際時間がないというより、気分にならなかったというのが実情だったかな。 で、また戻って…

Little Women (2019)

子供の頃に読んだいわゆる " 少女様御用達物語 " のひとつ。 で、誰でも知っていると思っていたのに 夫は全く知らないと言う。。。。そんなものなのか? だいたいのストーリーは知っていると思っていたが 何十年もたてばうろ覚えのところもあるし、今回の映…

若いと言われる人があたりまえにやっている16の老けない習慣

若いと言われる人があたりまえにやっている16の老けない習慣 満尾正 主 婦の友社 長いタイトルですが お医者さんが書いた健康本です。 健康本とか雑誌とかTV番組とか見ている人には特に目新しいこともないのだけど 食事、運動、睡眠、心の持ち方 と項目別…

浮世の画家  カズオ.イシグロ

浮世の画家 カズオ イシグロ ハヤカワepi文庫 日々の名残りがブッカー賞を取った時に読んで その後 わたしを離さないで がブッカー賞候補だった時 こっちは英語で読んだ。 それから何年も読まなかったら びっくり昨年ノーベル賞を受賞。 そんなに評価されて…

生きていくあなたへ

生きていくあなたへ 105歳どうしても 遺したかった言葉 日野原重明 幻冬舎 2017年 7月に 105歳 10か月で亡なられた日野原先生への半年前のインタビューを構成して作られた本。 これまでもこの先生の言動には 感銘を受けることが多かったが この…

夏の庭 湯本香樹実

夏の庭 湯本香樹実 新潮文庫 友人に勧められて調べたら かなり前に出版されていて 国際的な賞をとって 映画化もされていた。 でもちょっと手に入りにくいと思っていたら 勧めてくれた友人が文庫本を貸してくれた。 まず、秀作だと思う。 音大の作曲科を出た…

RDG5 荻原規子

荻原規子っておもしろい!って思っていて 単行本が文庫本になるのを待っているうちにまずアニメになった。 きれいなアニメだったけど すごく好きにもならなくて、話が途中で終わっていたから どうなるの?とモヤモヤがあって 文庫本を一から読み始めた。 そ…

恋衣 とはずがたり 奥山景布子

鎌倉時代の 女性の半生記(ほぼ一生)を描いた とはずがたり という書物を元にした小説で よくできた小説だったし おもしろかった。 たまたま とはずがたり は彼女を一目見た男は 力ずくでも彼女を自分のものにしようとする という鎌倉時代の美女とはどんな…

一寸先は光 谷口桂子

一寸先は光 谷口桂子 講談社 2017年3月4日読了。 ネットの本屋で小説を物色している時に目につき 何か気になって読んだ。 すぐ読める小説だった。 主人公は瀬戸内海の辺から東京に出てきて 短大卒業後旅行会社に勤め、その後友人に作った旅行会社に 移ったも…

祖父東条英機「一切語るなかれ」 東條由布子

祖父東条英機 「一切語るなかれ」 東條由布子 文春文庫 歴史好きの友達から借りて読んだが とてもつまらなかった。 斜め読み。 文庫本の帯に 心やさしい夫であり、父であり、祖父だった。とあるけど 公の人物だって それぞれプライベートな生活はあり、普通…