怪奇なおばさんの読書ノート

読んだ本、見た映画、聴いた音楽などなどの感想。

2012-11-01から1ヶ月間の記事一覧

幻想綺帖1,2(マンガ)ー波津彬子

幻想綺帖1は泉鏡花、芥川龍之介、中島敦、耳袋、サキ、モンゴメリの幻想譚の短編をマンガにしたもの、 2は岡本綺堂の小説”玉藻の前”をマンガにしたものです。 短編は知っている作家が並んでいましたが、モンゴメリもこのような幽霊譚を書いているとは知り…

黒い家 ー 貴志祐介

これホラーなのよ、貴志祐介の初期の作品で。。。といって知人が貸してくれた。 主人公は生命保険会社の 京都支社の保全部に勤める若い男性。 最初の部分は保険会社の日常のあれやこれやが続いていて あまり興味をひかれなかったので、読まないで返してしま…

果てしなき流れの果てに ー 小松左京

小松左京といえば日本SF界の重鎮。 一般にも超有名な作家。。。。。ですが、そういえば 本を読んだおぼえがない。。。。。 それと最近だいぶ前に発表された作品でもSFのクラシックをして 残るようなものをぼちぼち読んでいるので、その流れで一冊読んでみま…

猫は秘密の場所にいる(マンガ)1,2,3ー波津彬子

2000年から2007年にかけて雑誌に連載されていた うるわしの英国シリーズ のマンガです。 それが5冊のコミックスになって、それが後に三冊の文庫本にまとめられたものを読みました。 部分的に読んだことはあったのですが、今回は一気に最初から最後…

Mond über den Wassern - Patricia A. Mckillip

Mond über den Wassern ( Moon-Flash 1984) Auf den Schwingen des Mondes ( The Moon and the Face 1985 ) パトリシア マキリップをはじめて読んだのは大学生の頃だったのだけど、その後20年くらいは 読んでいなくて、その後また読み始めました。 私の好…

あなたへ ー 森沢明夫

高倉健の最新作の映画の原作。。。。ではなくて、映画の脚本から小説化したものらしい。 映画が見たいと思ったのだけど、いつ見ることができるかわからないので、本屋で見かけたので 活字の読むことにした。 刑務所の作業技官として働く主人公は晩婚で子供が…

いつも不安なあなたへ ーアルボムッレ スマナサーラ

いつも不安なあなたへ 心がホッと楽になる生き方 ー アルボムッレ スマナサーラ スマナサーラ長老の大ファンなのでご著書はいろいろたくさん読んでいますが、これはサンマーク出版から でいて、長老の本を読んだことのない人を対象にした感じの一般受けする…

黄金の石榴(マンガ)ー長池とも子

黄金の石榴(中国ふしぎ夜話1)、瑠璃の月(中国ふしぎ夜話2), 天より来る河(中国ふしぎ夜話3)ー長池とも子 マンガの貸し借りをする友達が貸してくれたのだけど、彼女が見つけてくるマンガで、私が見たことも聞いたことも ないのが多いのですが、これ…

女神さまと私1,2(マンガ)ー波津彬子

波津彬子さん、もう最高!です。 欲しいと思っていたマンガでしたが、友人の方が先に買って貸してくれました。 舞台は20世紀初頭くらいのイギリス。 エジプトファンで考古学の援助者であった実業家の祖父を持つ 若い女性のイーデスが主人公。 子供の頃から…

”脳の疲れ”がとれる生活術ー有田秀穂

有田秀穂さんの本は何年か前に読んでその時は脳内のセロトニンについてはじめて 知ることが多かったので目からウロコでした。 その後、対談集を読んだり、雑誌とかで読んだりがあって、今回久しぶりに文庫本を 手に取りました。 今回は知識としては目新しい…

グラン ローヴァ物語1-4(マンガ)ー紫堂恭子

20年くらい前のマンガを探して買えました! この作家のことを知ったのがわりと最近で、もう30年くらいは(?)活躍されているようなので、 昔の作品を探すのが結構大変なのです。 もっと早くから知っていれば良かったあー、なのですが、毎年出版されるマ…

Die Mütter-Mafia

気分が低空飛行の時に私にはもっと笑いが必要なのよおー!といったら、これは絶対笑えるからと いって友達が貸してくれた本。 14歳の娘と4歳の息子がいる主人公が弁護士の夫から一方的に離婚をつきつけられ、その上夫の 母が住んでいたという古い家具でい…

しろくまカフェ(マンガ)ーヒガアロハ

アニメのしろくまカフェがおもしろかったので、マンガを買って読んでみました。 しろくまカフェ しろくまカフェ イチゴ味 しろくまカフェ マンゴー味 しろくまカフェ メロン味 の四冊が出ています。 マンガがアニメになるとマンガの方が良かったということが…

うす紅色の夏の影(マンガ)ー長岡良子

うす紅色の夏の影、 夢としりせば、 空より花の散りくるは、 夜のこだま、 水なき空に花が流るる 長岡良子という作家のマンガです。 舞台は平安朝後期、院政期で陰陽師とか妖怪とかが出てくる 話で短編を集めた形です。 友達から借りるまで読んだことのない…