#読書
若いと言われる人があたりまえにやっている16の老けない習慣 満尾正 主 婦の友社 長いタイトルですが お医者さんが書いた健康本です。 健康本とか雑誌とかTV番組とか見ている人には特に目新しいこともないのだけど 食事、運動、睡眠、心の持ち方 と項目別…
浮世の画家 カズオ イシグロ ハヤカワepi文庫 日々の名残りがブッカー賞を取った時に読んで その後 わたしを離さないで がブッカー賞候補だった時 こっちは英語で読んだ。 それから何年も読まなかったら びっくり昨年ノーベル賞を受賞。 そんなに評価されて…
生きていくあなたへ 105歳どうしても 遺したかった言葉 日野原重明 幻冬舎 2017年 7月に 105歳 10か月で亡なられた日野原先生への半年前のインタビューを構成して作られた本。 これまでもこの先生の言動には 感銘を受けることが多かったが この…
夏の庭 湯本香樹実 新潮文庫 友人に勧められて調べたら かなり前に出版されていて 国際的な賞をとって 映画化もされていた。 でもちょっと手に入りにくいと思っていたら 勧めてくれた友人が文庫本を貸してくれた。 まず、秀作だと思う。 音大の作曲科を出た…
荻原規子っておもしろい!って思っていて 単行本が文庫本になるのを待っているうちにまずアニメになった。 きれいなアニメだったけど すごく好きにもならなくて、話が途中で終わっていたから どうなるの?とモヤモヤがあって 文庫本を一から読み始めた。 そ…
鎌倉時代の 女性の半生記(ほぼ一生)を描いた とはずがたり という書物を元にした小説で よくできた小説だったし おもしろかった。 たまたま とはずがたり は彼女を一目見た男は 力ずくでも彼女を自分のものにしようとする という鎌倉時代の美女とはどんな…
一寸先は光 谷口桂子 講談社 2017年3月4日読了。 ネットの本屋で小説を物色している時に目につき 何か気になって読んだ。 すぐ読める小説だった。 主人公は瀬戸内海の辺から東京に出てきて 短大卒業後旅行会社に勤め、その後友人に作った旅行会社に 移ったも…
祖父東条英機 「一切語るなかれ」 東條由布子 文春文庫 歴史好きの友達から借りて読んだが とてもつまらなかった。 斜め読み。 文庫本の帯に 心やさしい夫であり、父であり、祖父だった。とあるけど 公の人物だって それぞれプライベートな生活はあり、普通…
サイレントブレス 南杏子 2017年2月24日読了。 昨秋 メリル ストリープが表紙だったので 思わず駈った婦人公論という雑誌の書評に取り上げられて いて興味を持って読んでみたいなあと思っていた。 しばらく待っていたら運よく電子書籍のセールに ぶつかりお…
君の膵臓を食べたい 住野よる 2017年2月27日読了。 奇抜なタイトルに書評もわりと良かったので 読んでみた。 たいして感動もしなかったな。 膵臓を食べたいというのは 古代とか中世の人間が体のどこか悪いと 動物のその同じ内臓を 食べると治療効果があると…
鹿の王 上下 上橋菜穂子 2017年2月22日読了 日本のファンタジー作家の中では上橋さんが一番好き。 で、2015年に本屋大賞を受賞した この作品はぜひ読みたいと思っていた。 でも単行本二冊は値段が高いし、文庫化を待っていた ところ 昨秋カドカワ電子書籍の…
サードラブ サンプラザ中野 2017年1月11日 読了 毎日のようにネットの本屋のサイトをのぞくんだけど なんか気になって読んだ小説。 今となっては何が気にいったのかもわからないけど。 サードラブというのは 最初に3枚の写真があって一枚目ははじめてのガー…
「やってはいけないウオーキング」 青柳幸利 SB新書 2017年1月31日読了。 何もスポーツはしないけど ウオーキングだけは続けていてここ数年は一か月に200km歩くことにこだわったりしていた。 天気が悪かったりする冬の間は目標150kmにしようとは思…
「 よろこびの歌 」 - 宮下奈都 実業之日本社文庫 2017年1月20日読了。 著名なバイオリニストの母を持ち声楽家を目指す玲は音大付属高校の入学試験に落ち、新設女子高の普通科に進学する。 音楽に対しての熱情を失い、学校生活にもたいして興味を持…
「 海の子 」 - ドリアン助川 ポプラ文庫 2017年1月22日読了。 映画「 あん 」を見たことによって この作家のことを知り、映画が良かったから この本を本屋で見つけた時に買って読んでみる気になった。 短編4編。 主人公はだいたい40-50代の …
フォルトゥナの瞳 - 百田尚樹 新潮文庫 2017年1月17日 読了。 百田尚樹さんは 「永遠のゼロ」がおもしろかったので チェックする作家。 その後何冊か読んだら ま、おもしろいのはいつものことだが 好きだったり たいしてそうでもなかったり。。。。 …
「 家族の言い訳 」 - 森浩美 双葉文庫 2017年 1月16日 読了。 これも本屋で物色中に目にとまって買った文庫本で短編が五編。 はじめて読む作者で放送作家から作詞家をへて作家になった人らしい。 名前からして読み終わるまで女性だと思っていたのだ…
「天使は奇跡を希う」 七月隆文 文春文庫 2017.1.15 読了。 「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」の作者の小説。 「ぼくは。。。」の方がおもしろかった。この作者の本を一冊読むとしたら これはおすすめにははいらないかな。 子供の頃東京から四国の今…
「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」 七月隆文 宝島文庫 2017.1.14 読了。 本屋であれこれ物色していて見つけた本で イラストのカバーの上に映画化された時の写真のカバーがかかかっていた。 こういうのははじめて。 若い人のラブストーリーなのだけど…
大好きな作家とまでは言えないけど、今まで読んだ角田光代の作品はどれもまあまあおもしろかったので 好印象を持っている。 本屋で何か読みたい本が見つからないかなと見ていた時に目について買った短編集。本にまつわる短編が九つ。薄い文庫本なのでどの話…
読み終わってから知ったが、これは映画の脚本を小説に書き下ろしたものらしい。 なるほど。 中原祐馬と塩谷航平は大学生の時に会社をはじめ 時代の流れに乗ってITベンチャー企業と して成功する。(厳しいこともあったが) しかしある事業の失敗により 塩…
本屋大賞は毎年注目しているので 2013年の本屋大賞にノミネートされたのは知っていたし、 タイトルから思わず 買おうとしたこともあった。。。が 買わずにいてこの春文庫になったのを 買って読んだ。 映画になったのね。 話は 30歳の郵便配達員の主人公が体…
7つの短編。 主人公は7人の男女、20歳ぐらい、40歳ぐらい。 登場人物がオートバイに乗る人で 仙台出身、または仙台在住。 それから北海道へツーリングに行くのもキー。 そしてその7人がどうかこうかでつながっている。 という構成はおもしろかった。 中身は…
もちろん子供の頃から何度も読んだことがあります! 1924年に童話集の中の一作として出版されたらしいがちょっと高価だったこともあって 売れなかったらしい。 宮沢賢治は好きだし、この話は一般向けにもいいとは思うのだけど、約90年前の人々には 受けなか…
太平記 ビギナーズ クラシックス 日本の古典 24 武田友宏編 キミノ名ヲ を読んだことから太平記に興味を持った。 だが40巻もある大部だという。 それに 古文は大の苦手。 で、文庫本になっているこの太平記のそのまたあらすじと 現代文訳のみを読むことに…
ほっんとう、最近本を読まなくなった。 いつも小説とか夢中になって読んでいたのが本当に夢の中のよう。。。。。 まず活字に集中できなくなった。。。 せいぜいぼーっとマンガを読むくらい。 そのマンガというのが今まで自分で買ったとか マンガ仲間から借り…
キミノ名ヲ 梅谷百 0章 アカツキノクニ 59ページ 1章 ミドリノクニ 319ページ 2章 アカノクニ 370ページ 3章 アオノクニ 388ページ 4章 キンノクニ 398ページ 5章 ギンノクニ 386ページ ケータ小説としては破格に長い小説の本編を数…
16世紀初頭、東ヨーロッパあたりの寒村を盗賊が襲い、主人公のサーシャはさらわれる。 奴隷として売られるところをギリシャ人の商人マテウスと名乗る若い男に買われ、彼の家で 教育を受ける。 彼は実は先ごろ帝位についたオスマン帝国皇帝スレイマンの小姓…
おとなの教養 私たちはどこから来て、どこへ行くのか? NHK出版新書 池上彰 NHKのニュース記者やキャスター、ジャーナリストとして活躍した人が NHK文化センターで 講義した内容をまとめた本で 簡潔でとても読みやすい。 最初に著者は アメリカの大学なので…
2014年の冬号なのに、ちょっと読みかけて放ってあった。 特集は 「怒り」なので 関心が薄かったせい。 15年くらい前は自分はものすごく激怒する人間で その怒りを自分でもなかなか コントロールできずに持て余していたのだけど、その後そういことがな…