怪奇なおばさんの読書ノート

読んだ本、見た映画、聴いた音楽などなどの感想。

やってはいけないウオーキング  青柳幸利

「やってはいけないウオーキング」 青柳幸利 SB新書 2017年1月31日読了。

何もスポーツはしないけど ウオーキングだけは続けていてここ数年は一か月に200km歩くことにこだわったりしていた。 天気が悪かったりする冬の間は目標150kmにしようとは思っていたけど 結構距離にこだわりがちだった。 ウオーキングは距離、時間、速度といろいろなことがいわれているが距離にこだわるとどうしても自分のやり方になってしまう。
本や雑誌、テレビ番組等で紹介されると一応チェックはしていたけど 自分の歩き方をそんなに気にしていなかった。
それが昨年から変形性関節症といわれ 秋頃から膝がカクカクするようになった。 それで歩きすぎ?というのはあるか?と疑問に感じたのだけど整形の医者に聞いても 気持ちがいいのなら 歩いたら? ま、無理はせずに。。。。 というだけで限度がどこなのかわからないなあと思っていた。 そこに本屋み見つけたこの書。 多分知っていることしか書いてないだろうなあ、どうしようかなと思いつつも気楽に読むつもりで買った。

東京都健康長寿医療センターの先生が群馬県中之条町で 65歳の住民5000人を15年にわたって身体活動と病気の予防について調査した結果を一般人にわかりやすく説明した本だった。
わかりやすく 説得力のある話だと思った。 どんな病気を避けたいか、それにはどれだけウオーキングをするばいいかとはっきり書いてある。 一言でいえば 一日8000歩、中程度の運動を20分というのが結論。
メタボ解消には10000歩、30分というのが最大限値。
ちょっとだけやったらちょっとだけ効果があるとか そういうものではなくてある値に達しなければならないというのが注意するところ。

でも膝が痛いとかそういう人はどうすのか? というのはわからなかった。 痛いからといって動かさないのではなくて 妥協しながら筋肉をつけなければならないというのはわかっているけど。
それにしても最近膝の方はおとなしいのだけど ここ一か月くらい足の裏が痛い。。。。