20年ほど前のマンガです。 友だちから借りて一気に読みました。
マンガ24巻(完全版8巻)
さすが竹宮恵子、こんな大作も一気に読ませるくらいおもしろかった。
でも、もう一度読み返す体力はない。。。というかのめりこむくらい好き!というわけでもないかな。
話はチンギスカンが台頭してきた頃の中国を思わせる架空の国。
血族とよばれる皇帝の一族が支配するものすごーく巨大な国。 現在の帝は人魚の精を使って
生まれてきた要するに化け物。 いろいろな超能力がある。 ところで人魚をはじめ超能力の
ある生物がいろいろ出てくる。 人間達は基本普通の人間だけど。
本当は血族、貴族の血をひくため生まれてすぐ殺されそうになりながらも都を遠く離れた草原の
地で勇ましく育った少女アルトジン(14才から話がはじまる)が主人公。 そして重要な登場人物は
草原の国チグル汗国の第一王子で後に国王になるオルスボルト(チンギス大汗)とその弟で都で
帝の人質となっていた第二王子イスマイル。
結局はアルトジンとオルスボルトと帝との戦いのお話。
大部な話なので、さまざまな登場人物が出てくるし、一大活劇としておもしろい。
ファンタジーだからだけど、いろいろ国の人の衣装とか、突然日本の平安朝ぽくなったりとか。。。
ちょっと抵抗を感じた。 13世紀あたりの中国、モンゴルのことをつい考えてしまうせいだろうか。。。。