もう十年以上かけて読んでいます。
最初の5,6巻あたりまで一気に買い、それからは出るのを待って、待ってそろえてきました。
調子良ければ一年に二冊出るかなあ? というところなんだけど、予定されながらも
なかなかでなかったりもして。。。。。
ただいまワルシャワで行われているショパンコンクールのファイナルが始まったところ。
話は佳境にはいり、近々弟22巻が出る予定。
この調子でいくと話はきれいにまとまるかもしれない。 一時はどうなるのかと思ったけど。
さて、有名ピアニストの一人息子、小学校五年生の雨宮修平は祖母の療養をかねてとある
田舎町に引っ越してきた。 そこで出会ったのはいかがわしい森の端といいう町で働く若い
シングルマザーに育てられている一ノ瀬海と天才的なピアニストだったのに、事故のため若くして
ピアニストの生命をたたれ、小学校の音楽教師をしていた阿字野壮介。
修平が海がピアノの才能を持っていることを発見する。そして阿字野壮介が海をピアニストをして
育てることにする。
それから二人の少年の成長の物語、といってしまえばそれまでなのだけど、いろいろな出来事や
出会い、葛藤があり、他におもしろい登場人物も何人も出てくる。
コンクールに出場を決めてから、修平君は追いつめられてみたいな状態で心配していたのだけど、
それは一応何とか話がおさまったみたいでほっとしてる。
コンクールに登場するピアニスト達も一癖も二癖もあるような興味深い人物ばかり。
大河小説を読むような感じで次の巻が出るのを待っています。